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なぜスキンケアに懸命になるのか②

クレンジングや洗顔料が、お化粧を落とすために必要なものであることはわかります。しかし、洗顔後に使用する保湿剤以外の化粧品の効能効果がよくわからないのです。なぜならば、化粧品に配合されている成分は、肌の表面から肌の奥へと浸透しにくいからです。仮に肌の奥まで浸透しやすい成分があったとしても、シミやシワに関与する細胞に直接働きかけることが難しい。それは、肌の構造と細胞を知ればすぐにわかります。みなさんは、保湿というと「お肌への水分補給」とイメージされているかもしれません。しかし、残念ながらそれは間違いです。

お肌にとっての保湿は、水分補給ではなく、お肌の表面をカバーして水分蒸発を防ぐことが、最大の役割になります。つまり、表面だけのアプローチにすぎません。お花に水を与えるように、お肌に水分を補給することも、また、それ以外の成分をお肌の細胞に与えて栄養分にすることもできないのです。美白の成分も、もちろん役には立ちません。スキンケアの化粧品の中には、医薬部外品といって、お薬に近い効果が薬事法で認められているものもあります。しかし、考えてみてください。本当に効果が得られるのであれば、なぜ、20代からスキンケアに取り組んでいた人の肌に、シミヤシワができるのでしょうか? 考えてみましょう。

スキンケア化粧品に薬のような効果があれば、シミやシワがなくなるだけでなく、40代や50代になっても20代の肌を維持できるはずです。それが不可能なのは、たくさんの化粧品を使っても肌の老化を防ぐことができないからといえます。逆にいえば、40代や50代で若々しい肌が保てないのは、化粧品選びが悪いわけでも、スキンケアを怠ったわけでもないのです。みなさんが悪いのではありません。ただ、ご自身の肌の状態を把握して適切に保護することができなかっただけなのです。これから適切にお肌を保護すれば、シミやシワを防ぐことが可能です。諦めないでください。